(男女別)人生の変容は、どんなふうに起こる?

10年ほど前、「ザ・シフト」というDVDを見て、
印象に残ることがあり、それを当時、書き残していました。
今回、それを加筆修正して、アップしますね。
なにかお役に立つことがありますように。
このDVDは、ウェイン・W・ダイアー博士自らが出演していて、
その教えを、いろんな形で現してくれています。
その中で、特に印象的だったのは、
「人はみんなシフト(人生の転換期)を経験して、
価値観がガラッと変わる時が来る」とダイアー博士が述べていることです。
そして、それが、男性と女性では価値観の変わり方がぜんぜん違うということです。それはデータで裏打ちされているとダイア博士は述べていました。
では、そのシフトを経験したあとの価値観を、
男女別に見ていきましょう。 まず、男性からです。
男性は、転換期までの人生の午前までに大切なものは、
1.富
2.冒険
3.達成感
4.楽しみ
5.尊敬されること
だそうです。
しかし、転換期を経た人生の午後となると、
上位にあげられる価値観はまったく変わります。
1.スピリチュアリティー
2.平安
3.家族
4.神の意志
5.誠実で自分らしくあること なのだそうです。 男性のみなさん、なにか思い当たることはありますか?
そして、
女性は、転換期前は、
1.家族
2.自立
3.キャリア
4.まわりとの調和
5.魅力的であること
だそうで、
1と2の間には、葛藤があるそうです。
転換期後は、
1.成長
2.自尊心
3.スピリチュアリティー
4.幸福
5.許し
ということでした。 それを読んで、私も確かにそうかもな~と感じました。
確かに、私も前半は、家族のことが中心でした。
でも、子どもたちが育った今では、
関心は後半の言葉にシフトしています。
そしてそれと同時に、後半の価値観としてあげらえていた言葉を、
表面的にとらえるのではなく、
しっかり暖めていきたいとも感じました。
そして、私は「家族」という言葉に注目してみました。
女性は、人生の午前にその価値観が入っていて、
男性は、人生の午後にその価値観が入ってきている。
それゆえのカップルのすれ違いも多いのだろうな~と感じました。
ダイアー博士は、決して前半を悪いと言っているわけではありません。
人生の前半にそれを追い求めるのは、
普通のことだし、それによって、磨かれるものがあります。
それと同時に「それだけではない」といった感覚を人生の前半においても知っておくのも、必要なことなのかもしれません。
また、いつまでもシフトを経験しないで、前半にいるということは、
キリがないことだし、いつまでも満たされない感じがするかもしれません。
前半は、冒険や生き方の葛藤を楽しむ。
そして、後半は、エゴを超えた高い視点や深い平安に入っていく、
というマズローの欲求のピラミッドの「自己超越」の世界観とリンクしているように感じました。 そのDVDはこちらです。 (クリックすると、アマゾンのリンクに飛びます)
また、このシフトは、個人だけではなくて、 人類全体にも必要なものではないかと、今、私は感じています。 「もっと、もっと」の価値観ではなくて、 「精神的充足」の価値観へのシフトが、
人類全体にも必要ではないかと感じています。 その視点が得られたことが、 前にこのビデオを紹介したときとの私自身の差だな、
と感じることができました。 それでは、また書きますね。
素敵な日曜日をお過ごしください。