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自分の意識の中に留まる

ジープ島に行ってから、いかに私たちが「振り子」にエネルギーをとられているかを体感し、 人からどう思われるかが、「どーでもいい」みたいな状態になっていますが、 (これは、人のことを顧みない、というのとは違います。 人に優しくすることは、心がけています。

でも、どう思われるかは、どうでもいい!という感覚です)

この間、また、その感覚の効果を体感したので、

お伝えしますね。 私はテニスが大好きなのですが、 この間、シングルスの草トーナメントに出場しました。 (テニスの例を使って、今回は話していますが、

 テニスをされない方にも、役立つ気づきだと思います)

その日は、とーーーっても風が強くて、

最後の第3試合(事実上の決勝戦)では、帽子は飛ぶ、砂が巻き上がって顔にあたる、 サーブのトスをきちんとあげることができない、もちろんボールの軌道は歪みまくる、 そんな状態になりました。

そして、スコアは、3-2とリードされ、 ふと、こんな考えが頭に浮かびました。

「まあ、いっか。負けても。

こんな風なら、実力、出ないわ。

勝っても、別に賞品とか出ないし、

誰にも知られないし、

まあ、いっか」

すると、なんか自分をだましているような感覚になりました。

「本当にいいの? 確かに風をいいわけにできるよ。

勝っても何もないよ。

でも、本当にいいの?

あなた自身はそれでいいの?」

そうなんです。 勝っても誰に知られることもない。

賞品も出ない。

風のせいにもできる。

でも、私自身がやっぱりイヤだったんです。

「イヤだ!」 心の奥底にある「ここで負けたくはない、負けたらイヤな思いがする」という

思いに気づくことができました。

では、どうする?

勝つためには。 私はテニスノートを取り出すと、 (私はテニスノートをつけていて、試合中とか、試合後につけています) 1つの言葉が目に飛び込んできました。

「現実をありのままに受けとめる」

そうか、

もう風はしかたがないわ。

それが現実だから。

よし、もっと体感覚を意識しよう!! つまり、風が強い、イヤだ!という外へ意識を向けている状態から、

現実をありのままに受けとめて、

もう現実に意識をやらずに、

自分の内側(体感覚)に意識を戻したのです。

すると、おかげで、 プレーの質が向上し、 とても小さな大会でしたが、

6ー3で逆転優勝をすることができました。

(これは外の世界の結果ですが、

 その結果うんぬんよりも、

 内側を変えたことで、

 外に結果が出たことをお伝えしたいために、

 この記事を書いています)

意識を外ばかりに向けるのか、

ちゃんと意識を自分の内に留めるのか。

その「外」というのが、

今回は、「風が強い」という現実でした。

「風が強い」という現実に、心を過剰に乱されることなく、

ただ、自分の体感覚を大切にした。

その結果として、現実が変わってきたのです。 (この場合、プレーの質が向上し、逆転勝利した)

今回は、

私のテニスでの気づきを中心にお話ししましたが、

ある方にとっては、その現実というのが、 「人の評価」という場合もあるでしょうし、

「苦しい経済状態」というのもあるでしょうし、

「家族や会社の人間関係」というのもあるかもしれません。

仮に周りの人に評価されていないという現実があるとすれば、

その現実に過剰に思いわずらわされることなく、

ありのままに現実を受けとめ、

意識を内側に留め、 (この感覚を言語化するの難しいです。

今回は、テニスを例にとって「体感覚を意識する」という表現を使ってみました) 純粋に行動することで、

現実が変わってくることもあるかと思います。

私の日常の体験が、

なにかみなさんの気づきに少しでもお役に立てば、

幸いです。 いつも読んでくださってありがとうございます。

また、書きますね。

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