一見よくないと思った出来事が起こった時はどうするか?
「一見よくないと思った出来事が起こった時はどうするか?」ということについて、
今日は考えてみましょう。
それに関して、最近、私に起こったことを例にとって、
お話しをさせてください。
2月の末にジープ島に行ったと書きましたが、
そのとき、ジープ島に3泊の予定でした。
何もない海の孤島をしっかり味わいたかったからです。
(ジープ島というのは、ミクロネシア連邦にある、周囲徒歩1分ぐらいの、本当に何もない、それでいてとても豊かな島です)
*写真はジープ島にて。(バナナは食べ放題。笑)
しかし、1泊したあとに、
(つまり2日目の朝に) ジープ島の管理人さんが来て、 「明日から、18人来るから、
2泊で帰ってください」と言われました。
そして、言葉を続けて、
「そのかわり、ジープ島を管理している本島(チューク島)のリゾート地での宿泊費は無料でいいと、管理部は言っているから」と。 「はぁ??
日本からちゃんと予約してきているのに、勝手に2泊にさせられて、 しかも、代わりの宿の費用は無料でいいから、と恩に着せられるわけ?」
と一瞬、カチンと来ましたが、
同時に、笑いが起こってきました。
「そんな言い分ってあるんだ~~」と思わず、爆笑をしてしまいました。
そして、これは抗議しても無駄だな~~と思うのと同時に、
確かに、あのリゾート地に泊まってもいいな~~と思いました。
私のモットーは、
「すべては善きことのために起こっている」です。
きっと、ジープ島での3泊もいいだろうけど、
こうやって宿泊地を変えられて、
そのリゾート地に泊まるのもきっといいんだろうなと思いました。
予定どおりジープ島に3泊していれば、
それは、それでいい体験。
そして、チューク島のリゾート地で泊まったことで、
それは、それでいい体験ができたと思っています。 まるでパラレルワールドですね。
そして確かに、わかるのは、
もし、あのときに、私が気分を悪くして、
自分の正当性を強く主張して、
ジープ島に留まっても、
けっしていい体験にはならなかっただろうな、
ということです。
相手の言い分に大笑いをして、
宿泊地を移動したことで、
ジープ島ではできない体験が、
そのリゾート地でできました。
広い芝生。
たくさんのヤシの木。
リッチな食事。
そして、そのリゾート地でも、
ビーチからのシュノーケリングも楽しむことができました。
*写真はリゾート地のホテルから見た景色
そして、実は、もう1つ、ポイントがあります。
そんなことなので、
「もしかして、そのリゾートの宿で、
夕食代を取られるのではないか、
旅行代金に含まれているので無料のはずなんだけど……」
という懸念があったので、
リゾート地で、夕食を食べる前に、
ホテルのフロントに確認しました。
私「私たち、ジープ島から移ってきたのですが、
夕食は無料ですよね?」
フロント「ん? 聞いていませんが?」
私「ジープ島での夕食は、旅行代金に最初から含まれています。
宿泊場所は、私たちの都合で変えたのでありません。
そちらの都合で変えられたので、こちらの夕食もついているはずです」
(と、理路整然と説明。英語ができてよかった。(笑))
フロント「わかりました。でも、アルコールは飲まないでね」
ということで、
夕食も、素朴なジープ島の料理から、
リゾート地の夕食にグレードアップとなりました。 (好きな料理を注文しました)
つまり、一見よくないな~と思う出来事が起こったときは、
笑い飛ばしたり、
「すべては善きことのために起こっている」という信念を持ったり、
懸念があるときは、素直に聞いたり、
必要なときは、さわやかに要求したり……。
今回は、
たまたま、
いい感じでいきましたが、
要は、自分のエネルギーをさわやかに保つ、ということが必要なようです。
私たちは、自分のエネルギーにふさわしいもので世界を創っていくのですから。
もちろん、私のこの体験は、ちょっとした「一見よくないこと」です。
もっとたいへんな「一見よくないこと」のただ中にいらっしゃる方もいられるでしょう。
それでも、そんな場合でも、
やはりちょっとづつ、ちょっとづつ、自分のエネルギーを変えていくしかないのです。
では、また、書きますね!
今日も素敵な一日を!
*iPhoneのパノラマビューで撮ったジープ島。周囲110mの小さな島です。