過去の自分にメッセージを出す① 中学生編
「心に幸せの根を張る」というタイトルで、
先日、フェイスブックに記事を書かせていただきましたが、 その中で、私は、過去の自分に、メッセージを書きました。
その過去の自分とは、まじめな中学生の自分です。 一生懸命、定期試験の勉強をして、 試験が終わったら、ケーキとマンガを買って、 テレビを見るのが楽しみ。 そして、また、焦りを抱えた勉強ライフに戻る。 そんな生活を送っていました。
そんなある日、校庭に寝転がりながら、空を見て、考えました。
「こうやって、私はいつも焦りを抱えて生きていくのかな? 試験を控えた焦りと緊張。 そして、そのあとの開放感。このくりかえしが人生なのかな?」
30年以上たって、ポジティブ心理学などを学んで、 その問いに関する答えがやってきました。
人は、つい、つらい時間のあとの開放感を、幸福だと誤解してしまいがちです。 でも、本当はそうじゃないんです。 幸福感とは、いつでも、心の中で、持ち運べるもの。 深く、心に幸せの根を張る感覚こそが、外の世界のいい出来事を創りあげてくれます。 その当時、中学生だった自分に、今の自分からメッセージを書きました。 ================================== 「あなたの焦り、あなたの疑問、そのすべてが、今の私の幸福を作っている。
そして、どんな日々を送っていようと、心の深いところで、幸福の感覚は育てられることを、
あなたはいつか学ぶときが来る。 あなたの焦り、あなたの不安、すべてを愛しているよ」 ==================================
過去の自分にメッセージを出すシリーズは、また続くかもしれません。
そのメッセージが、何かの形で、今、必要としている人に届くのを願って。
では、本日も素敵な日曜日をお過ごしください。